発酵とフリーエネルギー〜放射性物質は除去できるのか〜(1)はこちら
目次
そもそも発酵食品とはどんなもの?
発酵食品というとまず思い浮かぶのはチーズやヨーグルトですが、
実は私たちの生活の至る所で様々な発酵食品が利用されています。
味噌や醤油はもちろん、
納豆や鰹節・塩辛・漬物・キムチ・メンマ・パン・紅茶・ウーロン茶などがあります。
日本酒や泡盛・酢・ワイン・ビールなどの飲料も発酵作用によって作られるものです。
このように数え上げてみると、
特に意識しなくても日常的にたくさんの発酵食品を口にしていることが分かります。
特に、我々日本人の伝統的な食生活には欠かせないものばかりです。
発酵食品の歴史と6つのメリット
人間は何千年も前から
穀物、果実、牛や山羊の乳などを原料として、
酒、パン、チーズなどの発酵食品を作り、
食用としていました。
発掘調査から7000年~8000年前には
すでにワインが存在していた事が確認されています。
また、日本でも、縄文・弥生時代より発酵を利用した、
干物やなれずしが作られていたようです。
さらに遺唐使が奈良・平安時代に中国に渡り、
味噌、酢、酒、醤(ひしお)、
漬物の始まりを日本にもたらしたとされています。
日本の食文化を支えてきた陰の主役ともいうべき、発酵食品。
なぜ日本で発酵食品が重宝されたのでしょうか?
- 湿度が高い
- 梅雨がある
- 冷蔵庫がない
という風土のこの国において
食べ物を保存しておくため
に生み出された様々な発酵食品は
メリット
- 素材の腐敗を防ぐ
- 保存に適した状態へと変化
- 豊かな旨み
- 高い栄養価
- 腸内細菌のバランスを保ち
- 免疫力を高める力もあります。
生活の中に溶け込んでいる発酵食品を今一度見直し、
より効果的に生活の中に取り入れていきましょう。
発酵に必要な◯◯と◯◯とは?
物質単体では発酵は起こりにくい
つまり
・有機物(プラス系)
・無機物(マイナス系)
が必要になります。
宇宙力と言いますが、
宇宙は常に中性(ニュートラル)を保とうとします。
つまり、プラスとマイナスのギャップを埋めようと
しているのが宇宙力=中性=発酵ということになります。
簡単に言うと、偏らないように
バランスをとっているんですね。
ここで重要なのが
プラスとマイナスの物質を混ぜたら
圧をかける
ということが必要になります。
漬け物ですと揉んだり重しを置いたりします。
その圧がかかるとプラスとマイナスのギャップの
ところに空気が入ります。
中性に戻すために働いているのです。
生きている空が物質に融合しない限り、
その物質は変化しないということです。
例:洗濯(水=無機物と洗濯物=有機物に回転圧)
文字(紙と鉛筆で圧をかける)
人間(意識と肉体→食事をするという意識に肉体とのギャップに圧をかけて行動につなげている)
圧がかからなければ空を呼び込むことができず動くものにはなりません。
つまり、土壌の汚染物質なども発酵させれば
多かれ少なかれ変化するということになります。
「福島の放射能汚染、微生物で解決できる」
韓国の“微生物伝導師”と呼ばれる李祥羲(イ・サンヒ)
さんは言いました。
経歴はこんな人 ↓
李祥羲(イ・サンヒ)元科学技術処長官。
福島第1原発から20キロ離れた
浪江町の100坪規模の土地が実験現場だった。
李氏は「わずか3週間の実験だったが、
放射能物質が70%以上減ったことが確認された」と伝えた。
--実験はどのように行われたのか。
「放射能汚染地に培養した
微生物菌や液体肥料をまいて発酵させた後、
放射能数値を実験前と比較した。
9月25日に採取した土壌と
10月14日に採取した土壌を比較したところ、
放射性セシウム134とセシウム137が
ともに70%以上も減った。平均的には73%減った」
--いつから微生物を利用した放射能除去に関心を持ったのか。
「2011年の原発事故直後、菅直人元首相に手紙を送り、この方法を提案した。
微生物が放射能を食べて清掃する。
原爆にあった広島や長崎が人が暮らせるところに
速やかに回復したのも微生物の役割が大きかった。
今回は土壌に対する実験だったが、海水汚染問題にも適用が可能だ」
日本でも期待の技術があった。
日本テクノのオオマサガス発生装置に
東電の放射能汚染水を入れて処理したところ
放射性セシウムの半分がバリウムになった!
との驚くべき報告があった。
http://masashirou.exblog.jp/19771687/
まとめ
発酵は昔から利用されている凄い技術なんです。
人間の叡智の結集なんです。
是非とも、利用していきましょう。
発酵食品も身近にたくさんあります。
発酵を利用することで、
福島や日本の土壌汚染に
良い変化をもたらすことができるでしょう。
最後に
物質的には、人々の生活は豊かなものとなりました。
ただ、その多大なる負荷はすべて地球にのし掛かっています。
人々はよってたかって地球をいじめて喜んでいるのです。
地球もそろそろ我慢の限界に達するでしょう。
南極の氷は溶け、あちこちの火山が噴火し、
大地震がおき、温暖化に伴う異常気象が各地でおきるでしょう。
そろそろ気付いて行動しましょう。
地球と共生することをしませんか?
地球という大いなる母は
子供ともいうべき人間が
気付くことを痛みに耐えながら
今か今かと待ち続けています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献の著者紹介
飯島秀行
一般財団法人テネモス国際環境研究会理事長。
大学(経済学部)卒業後、1年間、園芸の研修を受け、実家の家業(園芸農業)を継ぐ。
1993年に、真理伝達者に出会ったことがきっかけとなり、ボリビアでの農業プロジェクトに参加。
実践体験により自然法則を体得。フリーエネルギー研究家