ニコラ・テスラ物語(6)女性編

02.082015

この記事は4分で読めます

 

 

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ニコラ・テスラの女性関係

 

ここで少し科学の話からは脱線して、

下世話ですがテスラの女性関係なんてものを見てみましょう。

 

190cm以上の長身で端正な顔立ちの彼は

ニューヨークの社交界で活躍し、

女性にもてたらしいのですが、

当時世界一の女優と言われた

サラ・ベルナーの誘いすら無視した

という逸話が残っています。

 

 

大富豪J・P・モーガンの娘アンと

恋仲になったこともありましたが、

彼女がデートのときに、

テスラの最も恐れるもののひとつ、

つるつるして真ん丸い真珠のイヤリングを

してきてしまったことが原因で彼が取り乱し、

二度と会わなくなってしまいました。

 

 

そして結局テスラは生涯独身でいたのです。

 

 

ちなみに電流戦争で激しく火花を散らしたエジソンはというと、

年下の女性と二度結婚しており、

特に二人目の妻マイナはとても献身的で

幸せな家庭生活を送ったようです。

 

 

このことで、テスラは電流戦争には勝利したが、

その一生は寂しいものであり、

私生活ではエジソンに負けたと

言うこともできるかもしれません。

 

 

しかし、ある記者がテスラに

「結婚の価値を信じているか」

という質問をしたことがありますが、

 

 

彼の答えはこうでした。

 

 

「芸術家にとってはしかり、音楽家にとってはしかり、

作家にとってはしかり、だが発明家にとっては否である。

最初の三者は女性の影響から霊感を得なければなれないし、

その愛によっていっそう輝かしい業績が導かれる。

しかし発明家は、野性的で情熱的な激しい性格の持ち主なので、

愛する女性に夢中になると全身全霊で打ち込み、

自分が選択した分野からすべてを与えてしまうだろう。

結婚した男によってなされた偉大な発明を挙げることはできないと思う。」

 

 

さらに彼はこうとも言っています。

 

 

「脳の創造性が成功に向かって開かれていくときの感動は、

発明家にとって何物にも代えがたいものであり、

これ以上の感動を人間の心が経験することはありえないだろう。

…そうした感動は食事も、睡眠も、友達も、愛も、

なにもかも忘れさせてくれる。」
そして何より、晩年の彼には多くの友人たちがいたのです。

 

 

彼らはニューヨークの街頭や路地、公園などに住んでいました。

 

 

テスラは翼を持ったその小さな友人たちに餌をやり、

時には頭のてっぺんからつま先まで彼らに

覆われているところを目撃されたこともあります。

 

 

テスラは、その人生最後の何年かを、鳩と共に過ごしたのです。

 

 

滞在していたホテルの部屋を、

集めてきた病気や怪我の鳩でいっぱいにして

快復するまで看病しました。

 

 

テスラ自身が病に倒れたときにさえ、

秘書に言ってホテルの清掃員を呼び出し、

部屋にいる鳩の面倒を見させました。

 

 

その何千羽もの鳩の中で、

テスラが特別に愛した一羽のメス鳩がいました。

 

 

それは真っ白な、羽の先だけが淡い灰色の美しい鳩で、

念じて呼ぶだけでいつでも飛んできたとテスラは語っています。

 

 

鳩は人生の喜びであり、自分が必要とされていれば、

ほかのことはどうでもよかった、と。

 

 

これはテスラが自分の部屋のメイドに語った話ですが

 

「ある夜、いつものように問題を解きながらベッドに横たわっていると、

 

開け放たれた窓からあいつが飛び込んできて、机の上にとまった。

 

わたしを必要としており、

 

何か重要なことを告げようとしているのだとわかったので、

 

起き上がってそばにいった。

 

ひとめ見て、自分が死ぬことを告げたいのだとわかった。

 

その鳩が死ぬと、人生から何ものかが失われた。

 

その時まではいかに野心的な計画であろうと、

 

研究を完成させられるだろうと確信していたが、

 

それが人生から失われた時、

 

自分の生涯の仕事は終わったと悟ったのである。」

 

テスラの故郷はのどかな片田舎で、

彼は鳩や鶏などの鳥たちに囲まれて幼少期を過ごしました。

 

 

ガチョウの群れが整然と並んで飛んでいくのを

何時間でも眺めていたといいます。

 

 

彼が晩年に鳩をこれほどまで愛したのは、
好ましい子供時代への無意識の思慕だったのではという人もいます。

 

テスラが愛したその鳩が死んだ一年後、
彼はホテルの部屋で死んでいるのをメイドに発見されます。

 

アメリカの高名な電気学者B.A.ベーレンドの
言葉にこういうものがあります。

 

 

もし、テスラ氏の研究成果を把握し、

そのすべてを現代世界から取り除くことができたとしたら、

産業の歯車は回転を止め、電気自動車や電車は止まり、

町は真っ暗闇になり、工場は運転を停止するだろう。

そう,私たちの周りには手の届く限り、

産業の基礎となったテスラの研究があふれているのである

 

 

この言葉の通り、

テスラは現在の電力システムの基礎を築き、

また、

携帯電話の元祖となる無線の開発も行いました。

 

 

テスラの名前は、その功績を称える意味で

磁束密度の単位となっています。

 

 

彼の発明品として有名な

テスラコイルやブレードレスタービンは、

現在でも多くの機器に使われています。

 

 

電気の貴公子とも言われたニコラ・テスラは、

今なお私たちの世界を照らし続けているのです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考サイト

http://socyo.high.hokudai.ac.jp/LSci07/Tesla.htm

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電気管理人 安田浩則

安田浩則 


東日本大震災をきっかけに
電気の世界に導かれて

【電気管理を本業とする者】

になりフリーエネルギーを用いて
電気の自給自足を目指しています。

 →安田浩則のプロフィールはこちら